沸騰する地球環境の危機と回生

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8月に入ってもここ山形では梅雨明け宣言の無いままに、連日の30℃超えの猛暑が続き、自身の体調も何となく夏バテ気味であります。
しかし、夏が暑いのは当然の事かも知れませんが私の小学生の頃を振り返ってみても、こんなに暑くなかった様に思うのですが、何せ、遊び盛りの子供の頃の記憶であり、確かにそうであったのかどうか、と問われれば定かではありませんが、只、言える事は私が育った子供の頃の自然環境には道路舗装面からの反射熱(照り返し)や車やビルなどから排出される排気熱等は余り無かった時代であり、同じレベルでの比較は難しいのかも知れません。

30度超えると今日は暑いねーと言いつつ、せいぜい団扇をひたすら、体中に向かって扇ぐか、或は川での水あそび、或はアイスキャンディを舐める事位しかありませんでした。
夜になると寝間に皆で蚊帳を吊り、縁側の雨戸を開けっ放しにし、母親は子供が寝付くまで団扇でゆっくりと扇いてくれたものでした。勿論、家じゅうの窓は全て開けっ放しです。
勿論、泥棒対策等は意識の隅にも無かった、本当に平和でのどかな時代でありました。

今は「乾球温度」30℃超えは当たり前。連日40度に迫る猛暑日に人々は「人の体温を超える程の酷暑」に、只々、驚かされる毎日であります。

さて、「乾球温度」に対して「湿球温度」という聞きなれない指標がありますが、それによって人間の限界値を研究者は見据えているという記事を読んだことがあります。
そんな事もあって、ネットで『人間が耐えられる限界の暑さは湿球温度で31℃』という見出しがあったので早速、調べてみました。
ペンシルバニア大学ユニバーシティパーク校の研究チームによると、人間が十分な体温調節を行える最高気温は湿球温度で35度だというのが定説であり、勿論、この35度という値は生理学に基づき理論的に算出されたものではあるが、しかし実証的なデータで検証された事はなかった、と言う事で、この研究チームは、室内の温度と湿度を徐々に上げつつ参加者らに運動をしてもらい、その中で計測された体温データを分析したところ、一定の体温が保てる「限界湿球温度」が35度だったと言う参加者はなんとゼロ。「限界湿球温度」は高温乾燥環境では25~28度、温暖湿潤環境では30~31度であり、いずれも35度より有意に低いという結果になったとの事でした。その上で研究チームは「人間が適応できる暑さは湿度によって異なるので、地球上のあらゆる環境下で人間が耐えられる『最大値』は、定説であった35℃一つではない可能性が高い」と結んだのです。
今までの定説として、湿球温度というのは暑さと湿度を1つの数値に組み込もうとしている数値の事であり、この「湿球温度」が35度に達すると人は体温調節が非常に難しくなってくる、と言う、その限界値が湿球温度で35度と言う事でありました。
それとそれとして、この限界値35℃に達する乾球気温は何度になるのか、が非常に気になりますが、参考に、乾燥している湿度のない場合には気温54度、湿度が50%、且つ気温43度になれば、人間の生死にかかわる限界気温である「湿球温度の35度」に達するとの事であります。

昨今の様な地球環境への負荷低減等を他人事と考えず真剣に考えて且つ取り組んでいかないと人間の生死にかかわる乾球気温43度は直ぐ目の前にある!と言っても過言ではない。

兎に角、日本の夏の湿度が約50%程度ですから気温43度で限界値に達してしまいます。
昨今の気温では既に40度を超える日も何日かあり、なんだか恐ろしい気がしてしまいます。

『人体の仕組みと働き』には「身体を構成する蛋白質の中には42℃を超えると熱凝固するものがあり、高体温は生命に危険である」と記載され、『人間の許容限界辞典』には「42℃以上では10時間で死に至る危険性が高くなり、44℃を超えると短時間で酸素系に不可逆的な変化が生じ回復できなくなる」と記載されております。

有効な地球温暖化対策がされなかった場合の2100年夏の最高気温の予想を環境省サイトで掲載されており、それによると、東京で44度、大阪で43度、札幌で41度となっていました。
夏は、外出できないそんな未来が待っているかもしれないです。
まるでパニック映画の『地球、最後の日』の様ですね。

こうなってくると他人事とは思えない国交省の省エネ対策、来年4月よりすべての建築物で省エネ基準への適合が始まる様です。段階的に省エネ基準も強化される予定との事ですが、国としてきちっと厳しく、悔いの残さない対策をお願いしたいものであります。
国政に携わる政治家も裏金対策などのみみっちぃ対策ばかり考えていないで、もっと、地球を俯瞰しつつ戦争終結と核軍縮、そして地球環境負荷低減を重要テーマ歳、その課題の解決に心骨を注いで頂きたいと強く願って止みません。

終わりに、昔の様な過ごしやすい夏は恐らくは戻って来ないと思いますが、しかし、私達日本人の知恵と力、そして努力で、少しでも気温の上昇を抑える事が出来れば、世界から、又、以前の様にリスペクトされて、且つ世界のリーダーになれるのではないでしょうか。
以上


参考サイト:
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