このブログはこれから家づくりを始めたい人たちへのアドバイスを目的として立ち上げました。
使いやすく、美しく、快適で素敵な住まいづくりが、結果として、美しい街並みづくりに繋がっていくものと思っております。私自身、是非その為の様々なお手伝い(アドバイス)をさせて頂ければと切に願いながら、このブログを立ち上げました。

私は令和6年3月末日まで県内最大手の設計事務所、株式会社本間利雄設計事務所にて、52年間と言う長きに渡り、様々な民間発注の設計や国・県・地方自治体発注の公共建築設計に従事して参りました。振り返れば、取締役設計主幹の立場で、又、定年後の65歳以降は執行役業務担当部長や特命プロジェクト推進役として様々な設計の業務を今日まで携わって参りました. 基本計画から基本設計、実施設計業務、施工者への発注業務、設計監理業務と幅広く携わって参りました。担当したプロジェクトも、住宅や宿泊施設、福祉施設、或いは民間会社社屋等の民間施設や、小学校、中学校、高等学校、大学等の教育施設や役場庁舎、合同庁舎、公立福祉施設、公立病院、公共ホール等の官公庁施設も色々と携わって参りました。恐らく、超高層建築や高度医療系建築、或いは特殊な建築物以外は殆ど携わってきた様に思います。以上の様な長い時間を通して、その間、例えば、事務所から県内一円に広がっている現場までの移動の時間に、時折見かける建売メーカー等による様々な住宅団地等が目に留まります。ついつい車を止めて、改めて見てみると意外な位に間違った家づくりが平気で行われている事に私自身、とても気になってしまいます。『はて?さて?、何故、あんな風な変な家になるのかなぁ』等と素朴な疑問を持ってしまうのです。更に『やっぱり、解せない、何故?どうして?』と言う疑問が次々と湧いてくるのでした。翻って、私自身、以前から私の退職後は『これから家を建てたいと考えている方たちを対象に 家づくりに関する様々なアドバイス等を行ってみたい』と考えておりましたので直ぐにその事と重なり、その思いは益々強くなって、今では『これが私の最後のライフワーク』等と言う考えに至ったのでありました。私自身、77歳になりましたけれど、フランス人と同様、年齢と仕事への情熱に関しては全く関係なく、逆に、その思いは今もって抑える事が出来ず、よって、私自身の退職を機会にブログを立ち上げて、兎に角、人生経験の少ない若い人たちに対し、随時、私の建築や住まいへの考えや思いを綴り、少しでも健康的で明るく暮らし易く、皆んなが幸せだ!と感じられる家づくりが出来る様に、そして私のアドバイスが、これからの若い方たちへの長い人生に、無常の喜びと幸せな人生に繋がる事を切に願いながら、私自身が今まで培ってきた様々な経験や実績を基にブログを通して暮らし方や住まいに対する適切なアドバイスを、ランドスケープデザインをベースにサイトプランニング(※1)や平面、立面、断面等の計画、或いは内外装仕上げ材の材料選定や建物内外のカラースキム等のソフト面等についても、又、ハード面についても、様々な技術的な事や建物の各部のデティール等の考え方、或いはイニシャルコストやランニングコスト等についても、幅広く、多岐に渡ってアドバイス出来ればと思っております。様々な考えや思い等を加えて、これから向かうべき住まいへの方向性や取り組み方等や、昨今、問題となっている建売メーカーとの様々な住まい(住宅)に関する裁判事例や問題等々、そんな記事等も含め、出来る限り優しく丁寧に、そして良く理解して頂ける様な、そんな記事を色々と掲載して行ければと考えております。併せて、今、話題になっている建築以外のて様々な政治・経済・社会問題、或いは芸術面や文化面等に関する事等も、私なりの考えや捉え方等で発信出来れば、と考えておりますのでご期待頂きたく宜しくお願い申し上げます。尚、アドバイスに係る経費は、相談の内容によりますが基本的には謝金程度と考えております。具体的にはお問い合わせ願えれば、と思っております。  以上です。

令和6年6月吉日 石田 秀光